エコキュートのデメリットはある?
エコキュートは省エネ性能が高く、お湯を一気にたくさん沸かせるため、メリットが多いと言われています。しかし、実際にはデメリットもあるので、双方を理解した上で導入を検討しましょう。エコキュート設置の主なデメリットは、以下の通りです。
・初期費用が高い
・設置場所の制約がある
・停電すると新たなお湯は沸かせない
・寒冷地では性能が下がる可能性がある
・音が気になる場合がある
・お湯切れが起こることがある
・水圧がやや弱い
・飲むことはできない
エコキュート本体や設置工事費など、初期費用がガス給湯器などに比べて高額になる傾向があります。ただし、国や自治体からの補助金制度を利用することで、初期費用を軽減できる場合もあるでしょう。エコキュートは屋外に設置スペースが必要なため、設置場所が限られることがあります。また、停電すると新たなお湯が作れず、貯湯タンクにあるものしか使用できないのもデメリットの1つです。
寒冷地では空気中の熱が少なく、ヒートポンプの効率が低下するため、給湯能力が低下する場合があります。さらに、夜間や静かな環境では、エコキュートの音が気になる方もいるかもしれません。シャワーの水圧が弱い傾向にあったり、貯湯タンクに貯めたお湯は衛生上の観点から飲料水として使用できなかったりする点にも注意が必要です。